国際都市計画セミナー「クライストチャーチの都市再生」 レポート
⽇本都市計画学会関⻄⽀部では,コロナ禍などの事情を鑑みて休⽌しておりました海外都市計画交流会を再開し,今年度はニュージーランドにおいて『クライストチャーチの都市再⽣』をテーマに実施し,現地のNPOや市役所担当部局の関係者と交流を図ってまいりました.
ニュージーランドの⼈⼝は約500万⼈超と少なく,⾃然豊かな国ですが,⼀⼈当たり名⽬GDPは⽇本よりも⾼く,近年は環境保全,ジェンダー平等,⼈種の公平,⾼い幸福度などの先進性から,世界的にも注⽬を集めております.また,⽇本と同じ地震国で,2011年2⽉に南島最⼤の都市クライストチャーチを中⼼にマグニチュード6.1のカンタベリー地震が発⽣し,甚⼤な被害が発⽣しました.その復興過程では,数々の都市再⽣の取組みが進められ,わが国の震災復興や各地で進むウォーカブルなまちづくり等の観点からも参考になります.
そこで,2023年度の国際都市計画セミナーとして,過日クライストチャーチでの海外都市計画交流会の実施報告会を⾏いました。当日の記録をアップしますので、ぜひご確認ください。
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日時:令和5年12⽉14⽇(⽊)18:30〜20:00 (18:00開場)
会場:(株)⽵中⼯務店⼤阪本店御堂ビル1Fいちょうホール
参加費:無料
プログラム:
⼤庭哲治(京都⼤学)
「震災を契機としたGap Fillerによるクリエイティブ・プレイスメイキングの挑戦と軌跡」
栗⼭尚⼦(神⼾⼤学)
「ニュージーランド・カンタベリー地震後の復興の都市デザイン」
⽯原凌河(⿓⾕⼤学)
「ニュージーランド・カンタベリー地震におけるレッドゾーンの指定と再⽣戦略」
問い合わせ先:国際・交流委員会 ⼤庭(連絡先 oba.tetsuharu.5n[at]kyoto-u.ac.jp)
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